被害者意識の呪縛
何か自分の厭なことがあると、
「どうしてこんなことになってしまうのだろう」と、
被害者のような気持ちがわき上がるときがあります。
そういう気持ち、よくないなって、頭ではわかっているのに…。
この被害者意識は何なのかなと、じっと心を見つめてみますと、
それは「依存」という精神の癖の部分と、密接にかかわっている気がしました。
自分の中の自立していない部分が、なにか傷つき体験を受けたとき、「~された」という感情を持つように思ったのです。
安定した、球のような人格の成熟を目指したいですが、
なかなかうまくいきません。
今夜は、
熟れたぶどうをひとつずつ頂きながら、
自分の心の至らなさを、
ただただ見ています。
甘くやわらかいジューシイなぶどう。
自分の心も、いつでもこんなふうにあれたらいいのですが。