自然の生命(いのち)に感謝する暮らし。…紙野鈴(かみのすず)の自然派生活日記…

自然の生命(いのち)に感謝する暮らし。…紙野鈴(かみのすず)の自然派生活日記…は、首都圏在住紙野鈴が、素朴な日常を綴ります。

「鈴」が好き。

私は名前が「鈴」なのですが、それとは関係なく(?)鈴が好きです。

鈴の起源を調べますと、縄文時代にはすでに「土鈴」という、土器製の鈴があったそうです。

 

御神社に参拝し、授与品で鈴がありますと、かならずといっていいほど授かって帰ります。

小さなものは鞄につけたり、お部屋に飾ったりして、ふとした時にチリンチリンとなりますのがとてもかわいらしく、また、心が清められて感じます。

 

最近とても素敵に思ったのは、下賀茂神社の「水守り」

それから、出雲大社の「しあわせの鈴」

f:id:kaminosuzu:20151109004436g:plain出雲大社東京分祠のサイトから写真をお借りしました。

 

どちらも大切にしています。

 

 

 

旅をするなら。

旅行が好きという方はとても多いと思います。

私もその一人で、年に何度かは、少し無理をしてでも旅に出て、いのちの洗濯をしています。

 

旅といっても、いろいろな価値観、方向性があると思います。

私は、列車で一人旅派です。

その大きな理由は、あまり予定を立て過ぎたくないから、というものです。

 

だれかと旅に出れば、

当然ですが、いろいろな計画をし、その通りある程度は行動する必要が出てきます。

一人旅なら、そういった気遣いが不要になります。

だれも興味を持たないような、山奥の城址にはいっても、

気の向くままに、名もない町を散策しても、

一日、ただ、海を見ていても、

温泉に気がすむまで入っても、

一人ならなんの気兼ねもいらないのです。

また、飛行機よりも列車のほうが、融通がききますし、ひとつひとつの工程を味わうことができます。

そのような理由から、列車で一人旅が好きなのです。

 

何も束縛されることなく、

何の理由もなく、

過ごす時間のぜいたくさが、旅のだいご味だと感じる私には、

一人旅が一番性に合っているようです。

 

この写真は、ある一人旅の日、朝靄をうつしました。

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浄夜

音楽がとても好きで、いろいろと聞くのですが、

特に好きなジャンルのひとつに、島唄琉球の歌があります。

スタンダード・古典も好きですが、

新良幸人さんに代表される現代的なアレンジもとても好きです。

 

浄夜という曲は繰り返し聞いています。

同曲が収録されているアルバムの

安里屋節もとても良いです


安里屋節 Asadoya Bushi / 新良幸人 x サトウユウ子 - YouTube

 

島唄といえば奄美大島もよく聴かれると思います。

奄美では朝崎郁恵さんの声を敬愛しており、何度かコンサートにも足を運びました。

おぼくり 朝崎郁恵 - YouTube


島唄を聞いていると、

潮のかおりがしてくるようです。

 

よく、一人旅で見た、

朝もやの中の海と、軋む漁船の音を思い出すのです。

珈琲茶館 集 の ダージリン

 
今日は、珈琲茶館集 に足を運びました。
ダージリンと、自家製プリンのセットをいただきました。
癖の無い、いただきやすいお味でした。
接客の方もにこやかで、渋谷の都会の喧噪のなかで、切り離されたように落ち着いて過ごすことができました。
 
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何より嬉しかったのは、
店内に大好きなラフマニノフのヴォカリーズが流れていたことです。

懐かしい、子どもの頃、
高台の家に住んでいました。
小雨降る夕暮れ時、ピアノを弾き、
それに疲れたならこの音楽を聴きながら転寝をしました。

悲しいことが多かった子ども時代。
子どもには言葉にできない感情がたくさんありました。
ヴォカリーズは、私の代わりに、
言葉にできない悲しみを語ってくれた、
友のような音楽です。

被害者意識の呪縛

何か自分の厭なことがあると、

「どうしてこんなことになってしまうのだろう」と、

被害者のような気持ちがわき上がるときがあります。

そういう気持ち、よくないなって、頭ではわかっているのに…。

 

この被害者意識は何なのかなと、じっと心を見つめてみますと、

それは「依存」という精神の癖の部分と、密接にかかわっている気がしました。

自分の中の自立していない部分が、なにか傷つき体験を受けたとき、「~された」という感情を持つように思ったのです。

 

安定した、球のような人格の成熟を目指したいですが、

なかなかうまくいきません。

 

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今夜は、

熟れたぶどうをひとつずつ頂きながら、

自分の心の至らなさを、

ただただ見ています。

甘くやわらかいジューシイなぶどう。

自分の心も、いつでもこんなふうにあれたらいいのですが。

 

大好きな毎日


このところは仕事が忙しくバタバタとしているのですが、
そんなときでも、ふと外に出て空を見上げるだけで、心がほどけていきます。

空も風も、月もお日様も、
どんなときにも美しく、
どんなときにもそこに居てくれる。
そのことを感じると、ほっとして、嬉しくて安心します。そして感謝が湧き上がってきます。
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こんな時こそ…感謝の気持ちを忘れずにありたいと、思います。